コロナウイルス拡大に伴い、GMOが先んじて在宅勤務を始めました。
在宅勤務を懸念する企業は総じて業績悪化を心配していますが、GMOでは在宅勤務をして業績は変わらなかったとのこと。
緊急事態であるコロナウイルス拡大中の日本で、すぐに在宅勤務を始めることができない企業って、今の時代に合っていない企業の可能性高いと思います。
コロナウイルスで在宅勤務に舵切りできない企業を辞めた方が良い理由を解説します。
コロナウイルスで在宅勤務ができない理由
コロナウイルスが拡大しているにも関わらず、フレックス勤務体制すらとらず、企業が昔ながらの満員電車通勤を強制している理由について解説します。
理由としては以下です。
・管理職が仕事をしていないことがバレる
・経営層が株を持っていない
順番に説明します。
社員が在宅勤務をするとサボると考えている
会社には一定数のサボリーマンがいます。
仕事をしていそうに見えるけど、1日やったことはメールのチェックと返信、ミーティング出席のみ、みたいな人ですね。
サラリーマンは、極論仕事をしなくても毎月決まった額をもらうことができるので、サボることができます。
うまくサボれる人の場合は、サラリーマンはかなりコスパが良く、最高の仕事です。
以下で解説していますが、がっつり毎日残業2時間して、手取り月収20万円とかだと、時給1000円で働いてることになります。
毎日残業2時間してたら働きすぎ【時給にすると1000円です】
社員に対して信用がない企業の場合は在宅勤務はリスクでしかないので、なかなか踏み切れません。
逆に言うと、そんなサボリーマンだらけの環境で働いて良いことありますか?
ベンチャーで、あと1年以内に上場予定でストックオプション貰えるなら、その企業で働くべきですが、小規模ベンチャーは仕事過多状態のはずなので、サボリーマンはほぼいません。
周りがサボる人が多い会社では成長できる環境はないので、辞めるべきですね。
管理職が仕事をしていないことがバレる
実は、サボリーマンは中間管理職に多くいます。
「管理する」のが仕事であって、実務はほぼせず、部下の成果をただ上司に報告し、ミーティングに出席するのが仕事の人です。
事業経営の判断は役員クラスがするので、中間管理職は判断できず、役員の指示を仰ぎます。
実務をする従業員→役員へ報告→役員が判断→従業員が仕事をする
上記の流れで実際仕事って回ってしまいます。
僕も勤務していたIT系の企業では、直上司がパズドラばかりやっていて無能で、部下の成果を自分のものにしていたので、入社3ヶ月後には直で役員に報告するようにしていました。
すると、ほぼ全て僕の成果になるので、上記のように速攻昇進できました。
在宅勤務を始めると、全ての仕事の流れにおいて中間管理職がいらなくなるので、中間管理職が何も仕事をしないことがバレます。
すると全員解雇しなければならなくなるので、すぐに在宅勤務に切り替えられるはずがないですね・・。
外資系ならあり得ないことですが、日本の社会の闇です。
経営層が株を持っていない
雇われ経営者達の場合、すぐに在宅勤務の判断ができません。
理由としては、在宅勤務をすることで業績不振になったら責任を問われるからですね。
経営層が創業者で株を多く持っている企業の場合、判断が早くすぐに在宅勤務に切り替えることができます。
GMOの場合は熊谷さんが40%ほどの株を持っているので、行動早かったですね。
雇われ社長は株主の顔色を見ながら経営しなければならないので、新しいことをして失敗することで、クビになるリスクを考えて身動きできません。
こういった会社の経営者は、改革をせず、現状維持をして定年退職してがっぽり退職金をもらい家族でゆっくり余生を過ごすことが重要で、会社の成長や従業員のことは二の次です。
あまり良い環境とは言えないのでなる早で会社を変えた方が良いですね。
コロナウイルスでなくても在宅勤務できる会社の探し方
僕は現在フリーランスなので、完全在宅勤務です。
毎日家や人のいないカフェでゆっくり仕事をしていますが、月70-80万円くらいの収入があります。
やっている仕事はフリーランスエンジニア兼マーケターですが、世の中にはフリーランスでなく、正社員でも在宅勤務可能な会社がたくさんあります。
求人サイトで在宅勤務可能な会社を探す方法
在宅勤務可能な会社を探すのは簡単で、求人サイトで「在宅勤務」と検索するだけです。
おすすめの転職エージェントは下記で紹介していますので、合わせてお読みください。
以上です。