毎日残業してるけど、これっておかしいのかな…
周りもみんな毎日残業してるし、これって普通…?さすがに疲れるししんどい…
といった疑問に答えます。
僕は体育会系のどブラック企業で働いていましたが、残業せずに帰ろうとすると「え、もう帰るの?上司がまだ働いているのにおかしいでしょ」といった空気を当てられ続けてきました。
毎日残業することは論理的に考えておかしいけど、定時帰宅すると会社で孤立しそうですよね。
結果から言うと、「毎日残業させる企業はおかしい」ですし、ブラック企業なので今すぐ逃げるべきです。
・毎日残業しなければいけない会社はおかしい理由【今すぐ逃げるべき】
・毎日残業がおかしいと感じている人が定時帰宅するために取るべき行動
・毎日残業しないで帰宅することによるメリットが大きすぎる話
毎日残業しなければいけない会社はおかしい理由【今すぐ逃げるべき】
毎日残業しなければいけない会社はおかしいです。
まず前提として、厚生労働省では月に45時間以上の労働を原則禁止しています。
時間外労働の上限規制 残業時間の上限は、原則として月45時間・年360時間とし、臨時的な特別の事情がなければこれを超えることはできません。 月80時間は、1日当たり4時間程度の残業に相当します。 年間6か月までです。
引用:厚生労働省
月45時間以上の残業をすると厚生労働省から注意があり、罰則があります。
大体1日2時間以上残業するとアウトですね。
朝9時から仕事が始まるなら19時くらいまで働くと、残業2時間です。
毎日19時以降まで残業している人は結構いますが、それっておかしいことに気づいていない場合が多いです。
理由は下記の通り。
・無駄な仕事をしていて毎日残業しなければ仕事が終わらない
・毎日残業していると時給1000円です
順番に説明します。
毎日残業しなければいけない企業はビジネスモデルに難あり
ビジネスモデルに難がある企業は毎日残業しなければならない場合があります。
社員が毎日残業して、遅くまで労働をしなければ利益が上げられない企業ですね。
そういった企業は常に赤字寸前で、自転車操業をしている可能性があり、安定した収益構造になっていません。
・利益率が低い商品を販売している
上記のような場合があります。
成長中のベンチャー企業であれば、研究開発費にお金を投資しなければならないので、社員の給料は低くてハードワークな場合が多いですが、上場した際に得られるであろうストックオプションという飴があるので社員を働かせるモチベーションになります。
しかし、上場企業や中小企業で社員がこの会社で働きたい!という明確なモチベーションとなるような報酬がないのに、毎日残業をさせている場合は社員が働くのを辞めた途端に倒産します。
非常に不安定な経営であるから、社員にサービス残業させて労働力でなんとか保っている状況です。
そういった会社はビジネスモデルに難ありなので、早めに辞めた方が良いでしょう。
無駄な仕事をしていて毎日残業しなければ仕事が終わらない
朝礼やミーティングとかって業績に直接結びつく業務ではないので無駄です。
そういった無駄な「仕事をしてるっぽい行動」に時間を使わせてくる会社では毎日残業が当たり前です。
しかし、社員は経営者はそれが当たり前だと思っているので、毎日残業がおかしい状況であることに気づきません。
僕が前に働いていたブラック企業では
・朝礼で昨日の仕事の反省点を懺悔させられる
といったことがありました。
無駄ですし、メンタルやられます。新興宗教かなと思っていました。
そして、肝心な業績につながる仕事をする時間が減るので、毎日残業をしなければならなくなります。
無駄な仕事をさせられ、毎日残業をしなければいけない会社はおかしいので、見直しましょう。
毎日残業していると時給1000円です
あなたは自分の時給を把握していますか?
詳しくは別記事に書いていますが、毎日2時間残業をしていたら時給は1000円です。
計算は簡単で、月の手取りが20万円だとして毎日10時間勤務を20日間していたら時給1000円ですよね。
日本のブラック企業では、社員に毎月定額のお金を払うことでサービス残業をさせることで利益を作っています。
実質コンビニバイトよりも低い給料で働いているにも関わらず、「正社員」という肩書きで安心してしまう人が多いので、ブラック企業は成り立っています。
これっておかしいですよね…
辞めたいと言うと、「おまえはここで成果を上げられる逃げたら一生逃げ続けるぞ」とかって脅してきます。
こうして安い労働力を大量に雇うことで利益をあげています。
時給を確認して、割りに合わないと思ったら毎日定時で帰れるよう努力した方が良いですね。
毎日残業がおかしいと感じている人が定時帰宅するために取るべき行動
僕自身、ブラック企業で働いてた頃に毎日残業はおかしい。時給低すぎでしょ…と感じ、それ以降は毎日定時で帰っていました。
周りからは、「あいつ定時で帰ったぞ」「仕事ちゃんとやってんのか」といった目を向けられましたが、耐えました。
耐えつつ定時で帰ることを継続していたら、「定時で帰るキャラ」を獲得できました。
本来仕事には「定時」が存在しているので、帰って良いのにそんな目を向けられること自体おかしいことですが、ブラック企業ではおかしくないので仕方ありません。
僕が定時で帰れるようになるためにした行動は以下の通りです。
・無駄な仕事を自動化するor辞める
社内カレンダーに定時から予定を入れる
定時の時間以降が空いていると、どうでも良いミーティングを入れられたりします。
そうなると、帰るのが気まずくなるので、はじめから定時以降に「予定あり」という予定を入れていました。
すると、誰もミーティングを組んでこなくなるので定時で帰れるようになります。
あとは定時になった瞬間に荷物をまとめて帰るだけです。
はじめは白い目で見られますが、1ヶ月くらい続けると「定時で帰るキャラ」になるので問題なしです。
良いことに、周りもだんだん「毎日残業っておかしいんだ」ということに気づき始め、定時で帰る人が増えていきます。
そうなったらもう勝ちですね。
無駄な仕事を自動化するor辞める
無駄な仕事を自動化して、なるべく仕事をしないようにしていました。
毎月の成果のレポーティングとかですね。
レポートって型ができてしまえばあとは入力するだけなので、エクセルやスプレッドでレポーティング用の関数を作って毎日勝手に自動更新されるようにしていました。
また、日報とかも無駄なので徐々に出す頻度を下げていきました。
といった感じですね。
レポートを自動で作成しておけば、いつどんな質問をされても数字は出ているので問題ありあません。
無駄な作業が必ずあるので、減らして作業を効率化して自分の時間を増やしましょう。
毎日残業しないで帰宅することによるメリットが大きすぎる話
毎日残業をするのはおかしいです。
そして、毎日残業をしないて帰宅することで、自分の時間が増えます。
僕の場合はブラック企業から抜け出すためにスキルを磨いていました。
具体的にはプログラミングやマーケティングです。
ブラック企業から抜け出せない理由として、毎日残業で忙しすぎて、転職活動をしようにも家に帰ってご飯食べたら寝てしまうといった状況があります。
休日もずっと家で寝てるとかですね…
もし毎日20時まで残業していたら、家に帰るのは22時で軽く食べてシャワー浴びたらもう24時です。そして朝は7時半とかに家を出て出社する日々。
まさに理想的な社畜の生活ですが、ブラック企業からすると仕事以外のことを考える暇があると逃げられてしまうので、忙しすぎている状態が都合が良いんです。
会社から逃げ出すたいなら、定時帰宅を意識して、転職活動をしてみましょう。
以下の記事でおすすめの転職サービスについて紹介しているので合わせて読んでみてください。
以上です。