新卒1年目の仕事がなかなかうまくいかず、つらい時期はどうやって乗り越えれば良いんだろう…
やっている作業も企業の売り上げにつながっているのか分からないし、面白くない…
こういった疑問に答えます。
僕は新卒1年目はIT系の企業で広告運用やマーケティングの仕事をしていました。
といっても、はじめから企画立案してバリバリ広告費かけてぶん回したりできるはずもなく、一番はじめの作業はマーケティング調査でした。
しかし、どのように売り上げに繋がるのか分からず、作った資料もあまり目を通してもらえず…といった感じで「新卒の仕事って何をすることなんだろう…」と思っていました。
結論から言うと、好きな作業や仕事の全体像を見ることでつらい雑務のような時期から最前線で立案→マーケティング運用ができるようになり仕事が楽しくなりました。
本記事では、下記の内容を説明します。
・新卒1年目の仕事がつらい時期を乗り越える方法3パターン
・ほぼ全ての新卒1年目の仕事はつらい理由
・新卒は、仕事の全体像を把握するとつらい感情が消える話
新卒1年目の仕事がつらい時期を乗り越える方法3パターン
新卒1年目の仕事は基本的につらいです。
理由としては後述しますが、ざっくり下記の通り。
・仕事の意味が分からないから
・どうでも良い雑務をさせられている
上記のような新卒でよくあるつらい時期を乗り越える方法について順番に説明します。
仕事に慣れていない時期を乗り越える方法
仕事に慣れていなくて、メモを取ったりしてもよく分からない時に一番簡単な乗り越える方法は、職場での関係構築です。
上司がいかつくて「気軽に聞いてくるな」空気を醸し出していても、社内の分からないことってネットには載っていないことが多く、乗り越えるための一番手っ取り早い方法が素直に聞くことです。
分からないことは基本ググれば良いのですが、社内のルールであったり手続き、仕事の進め方については社内の順番があったりするので、基本的にネットに載ってません。
素直に聞いて、全部メモしましょう。
怖い顔の上司でも素直に聞いてくる部下は可愛いものです。
素直に聞いて、スポンジのように吸収しましょう。
上司に質問するときの3つポイント
「分かりません」
これだけ言われても、意味不明です。
具体的に何が分からなくて、何がわかると解決するのか自分の中で整理して質問の仕方を工夫しましょう。
→仕事のことなら上司に、給与のことは人事にといったように、なんでも上司に質問しないようにしましょう。知らないことはたくさんあります。・相手が答えやすい質問をする
→これをこのようにしたいのですが、これを試してうまくいきませんでした。何か方法はありますか?のように、目的を先に伝えて、解決策を聞くようにしましょう。
(もちろん先にググっても分からない場合に質問しましょう)
・適切なタイミングで質問をする
→相手が暇そうなときに質問しましょう。忙しいときに質問しても面倒に思われるだけです。
仕事の意味が分からくてつらい時期を乗り越える方法
僕の場合だと、新卒で入ってはじめにマーケティング施策実行のための、資料集めの仕事をしました。
「この資料をまとめておいて」
これだけ言われて作業を始めるのですが、「何が目的の作業なのか」「何に役に立つ作業なのか」といったことを意識して、仕事の目的を明確にして作業をしないと意味が分からなくてつらくなります。
・サイトのデザインを直したほうが良さそうな箇所の整理 → UIUX改善 → CVR改善
上記のような感じです。
最終的な会社の目的は利益を作ることで、そのための社員の作業です。
事業の中のどの改善することでより利益を上げることができるのか?ということを意識して、今やっている仕事がどんなことに繋がるのか考えましょう。
どうでも良い雑務をさせられている
新卒だから雑務をさせられるのも仕方ないか…
と思いつつ、雑務をするのはNGです。
もし入社してやっている作業が雑務ばかりなら、成長につながらないので仕事の全体像から逆算して、足りていない業務を提案してみましょう。
新規事業として小さいながらも決裁権を持って仕事ができる可能性は十分にあるので、どしどし提案しましょう。
会社は学校で、スキルを磨きつつお金がもらえる最強の環境です。
会社に利用されるのではなく、利用して自分の成長につなげましょう。
もし提案を無視される、ずっと雑務のような作業ばかり…といった状況なら環境を成長できる場所へ変えたほうが良いかもです。
会社の選び方は下記に書いていますので、読んでみてください。
ほぼ全ての新卒1年目の仕事はつらい理由
新卒1年目から「仕事楽しい!!最高!!」っていう人は稀です。
学校を卒業したばかりで、、社会人の右も左も分からないので、基本的につらいです。
自転車にはじめて乗った時に転びまくってつらいのと同じですね。
しかし、だんだん楽しくなります。
ただ、仕事が楽しいと感じるようになるのは、合っている仕事の場合のみです。
仕事が合っていないと新卒に関わらずつらい理由
仕事が合っていない、合う人が職場にいないといった状況だと、新卒に関わらず永遠につらいです。
「ワイワイ朝までカラオケで楽しめる人」っていますよね。
僕は根暗な方で、カラオケとか苦手なのですがそういった人たちと一緒に毎日8時間いなければならない状況になったらかなりつらいです。
会社も同じだと思っていて、文化があります。
営業系の体育会系の職場で働いていた時は、根暗なので人と話さなければいけない仕事内容も合わないし、ワイワイするのが好きな職場の人とも合わなかったので、1年で辞めました。
プログラミング、マーケティング系の仕事は基本的にPCと見つめ合うのが仕事なので、誰とも話さないので気楽でした。
無理せず働ける環境というのが大事で、無理してストレスを感じながら仕事をしてくと最悪うつになります。
そういった場合は早めに逃げましょう。
僕は1年で辞めても何も問題ありませんでした。
新卒は、仕事の全体像を把握するとつらい感情が消える話
新卒だと、仕事の一部の作業しか見えておらず、作業がつらい…となりがちです。
今している仕事がどんなことに貢献しているのか、全体像が見えるようになるとつらい感情がなくなります。
仕事の全体像を把握するのって経営者の役目でしょ
と言われそうですが、目の前の作業が多い新卒にこそ重要な視点です。
上記のような感じです。
ほぼ全ての企業では無駄な作業が発生しています。
例えば、マーケティングの業務でいうと「レポーティング」とかですね。
直接利益に貢献しない仕事なので、作業をしてもしなくても利益は変わりません。
無駄な作業は、作業効率化のために自動化するのがおすすめです。
無駄な作業を自動化して効率化する方法
レポーティングの作業であれば、無料で使えるGoogle Cloud Platformなどがおすすめです。
僕は、新卒時代エクセルやスプレッドシートの情報をまとめて自動的にレポートができあがるようにしていました。
膨大な作業量がほぼ0にできるので、圧倒的に仕事が早くなります。
他にやりたい仕事や、新規企画の提案、副業をしていたので、仕事をやっているフリをしながら内職していました。
無駄な作業を自動化することで、企業からお金をもらいつつ、スキルをあげれます。
結論;新卒1年目の仕事はつらいけど、適切な方法で乗り越えられる
今回紹介した方法で、新卒1年目のつらい時期を乗り越えることが可能です。
乗り越えた後はスキルを上げるだけなので、なるべく好きな仕事をしましょう。
好きな仕事でないと努力ができないので、スキルも上がりません。
スキルを上げることができると、活躍できるのはもちろん、転職市場でも評価されます。
雑務ばかりさせられていたり、理不尽な上司がいる職場は成長できないので、環境を変えたほうが良いです。
環境を変えるときの方法は下記の記事で説明しているので読んでみてください。
以上です。