僕の体験談ですが、就活は適当にしていました。大手のコンサルとかライバル多そうだし、銀行とか堅そうだし。スーツを着ないでゆるゆる働けそうな企業を1社だけ受けて、運良く内定もらえたので妥協してとりあえず就職しました。
結果、割と良かったのですが、会社ってネームブランドとか企業訪問だけだと分からないことがたくさんあります。
就活を妥協して終わらせようとしている人向けに、妥協しても良い人と妥協すべきじゃない人について解説します。
就活を適当にして妥協しても良い人
僕自身の経験からの話なので、間違っている部分もあるかもです。
元々学生の頃からIT系のフリーランスとして企業向けに業務委託として仕事をしてきました。
就活を適当に妥協しようと思った理由は下記の通りです。
・判断基準はのびのび働けるのと、給料が良いこと
・なるべくサービスの企画やマーケティングを経験してみたかった
順番に説明します。
どの企業に就職しても1年くらいで辞めようと思っていた
昔ながらの日本の終身雇用や、年功序列や、大手が安定しているとかって、すでに存在しない神話の話です。
真面目に調べながら就活している人ならわかると思いますが、大手はどこもリストラを進めていて、IT化によって無能な社員やいらない業務をしている人はどんどんクビになります。
会社に一生捧げるわけではないし、僕は学生の頃から南国でゆっくり暮らしたいと考えていたので、就職しても1年くらいで辞めようと思っていました。
入社して1年後というのは、大体仕事も覚えてきて、ルーティンワークで日々過ごすようになる頃です。
実際に僕も入社して10ヶ月くらい経った時にほぼルーティンワークになり、かなり暇でスキルが上がりそうもなかったので、11ヶ月で辞めました。
ルーティンワークになると、吸収できることは少ないので、どの企業も辞める前提で選ぶと気が楽で、転職を決めるのも何も思い残すことがなくなるので、キャリアアップには必要だと思っています。
判断基準はのびのび働けるのと、給料が良いこと
なるべく満員電車に乗りたくなかったし、スーツも着たくありませんでした。
大手の企業はどこも新卒入社してから3年くらいは給料が激安です。
友人の大手商社に入社した人も、1年目は手取り20万円前後で毎日残業しているようで、疲弊していましたね…
毎日残業して給料が低いと、すき家のバイトよりも低賃金になります。
詳しくは毎日残業2時間してたら働きすぎ【時給1000円です】で書いているので、読んでください。
僕のいた会社はIT系で、はじめから雑用なしのがっつりマーケティング業務に関われる会社だったので、かなり給料高く満足でした。
やりがい搾取という言葉がありますが、やりがいばかり押し出している企業は危険で、ブラック企業の可能性があります。
仕事はボランティアじゃないので、どんなに良さげなビジョンを打ち出している企業でも給料が低いのは最悪です。
なるべく就活で給料面は妥協しないようにしましょう。
なるべくサービスの企画やマーケティングを経験してみたかった
元々IT系エンジニアとしてフリーランスをしていて、サービスを作るものの、価値を大きくするための仕事はしていなかったので、就活してマーケや企画をやってみたい気持ちが強かったです。
やってみたい職種で就活で内定をもらっているのであれば、妥協しても良いと思います。
自分の興味のあることが仕事内容になるのが給料と同じくらい大事で、仕事内容が希望と違うと最悪です。
好きなことなら、どんどん努力して成長することができますよね。
成長すると、活躍できるようになり、仕事も楽しくなります。
楽しく無理せずスキルアップできることが重要で、スキルアップできるとその後の転職でも評価されます。
後述しますが、逆に合わない仕事内容だと地獄です。
職種については妥協しないようにしましょう。
就活を適当にして妥協してはいけない人
就活を妥協してはいけない人は、以下の2つのどれかに当てはまる場合です。
・給料が低く、家賃補助がない
順番に説明します。
仕事内容と会社の雰囲気が自分と合っていること
仕事内容や会社の雰囲気が自分と合っていないと、最悪うつ病になります。
仕事内容が合わないストレスで辛くなった時は仕事を続ける意味はない3つの理由にて解説していますが、社内での人間関係と、仕事内容が自分と合っていることが仕事をする上で非常に重要です。
例えば、根暗でカラオケが嫌いな人が、ワイワイするのが好きなあまり気が合わない人たちと1年間毎日カラオケに行かなければいけない状況と同じです。
根暗で人と話すのが苦手なのに、人と話す営業職についてしまった場合は上記のような状況になります。
もちろん、営業会社では社内には営業の仕事と相性の良い、ワイワイするのが好きでコミュニケーション力が高い人が多いので、悩みを相談しても共感されるはずもなく、地獄です。
仕事内容と、会社の雰囲気や人が自分と合っていないのであれば、妥協して就活を適当に済ませると辛くなるだけなので、希望する職種で内定するまで続けましょう。
給料が低く、家賃補助がない
給料が低すぎると、どんなに仕事が楽しくても生活への不安からストレスが溜まります。
営業であっても、歩合で給料上がるからと基本給が最低賃金並みの会社がありますが、総じてブラックです。
ブラック企業は、社員を労働力のパケ放題だと考えているので、給料が低い会社しか内定もらっていないのであれば、妥協せず就活を続けましょう。
意外と見落としやすいのですが、内定通知書と同時に契約面についてしっかり確認を取りましょう。
具体的には、家賃補助についてですね。
特に都内だと、毎日満員電車での通勤は寿命が縮まるほど辛いです。
なるべく会社に近い場所(できれば徒歩圏内)に住むべきで、そのために家賃補助がある程度出る会社にしましょう。
Googleだと家賃補助15万円とか出ます。即タワマン住めますね…w
良い会社は、福利厚生として謎の社員用休養施設が山梨にあります!とかではなく、家賃補助や書籍購入代など、金銭で示してくれています。
給料面についてはしっかり契約書を確認しましょう。
就活を適当にして妥協した会社でも良いこともあるし悪いこともある
結果論なのですが、就活を適当にして妥協して入社して、よかったこともあるし、悪かったこともあります。
どんなに就活時に調べても、働いてみないと分からないことだらけです。
どんなに大手のブランドネームがある会社でも、直上司がクソだと、その時点で会社辞めたくなりますからね…
とりあえず就活して内定でた会社で、妥協できるような条件面なら入社してしまって、後から考える、で良いと思います。
社会人になってはじめて会社がどんなものか分かるので、それから自分の興味がある仕事が違うのであれば転職しましょう。
とりあえず3年は嘘で、1年くらいあれば業務はこなせるようになります。
その後のルーティンはどうでも良いので、仕事の流れやスキルがある程度ついたら転職することを前提に仕事をしてみましょう。
思い詰めて悩むことが少なくなるのでおすすめです。
もし、仕事内容や会社の雰囲気が合わなかったり、給料が低すぎる場合は就活を続けましょう。
下記は無料で利用できる新卒用就活エージェントで、すぐに条件にあった会社を探せるのでおすすめです。
以上です。